Baby You’re The Rich Electro-Man

EDM Cash Kings 2014 -3-

EDM Cash Kings 2014 -3-

Forbesの2014年一番もうかっているEDM系アーティスト…DJ富豪王ランキングのパート2。

5 Steve Aoki ($23million)

米フロリダ・マイアミ(カリフォルニア・ニューポート・ビーチで育つ)のエレクトロ・ハウス系DJ/プロデューサー/パフォーマー、スティーヴン・ヒロユキ・アオキ = スティーヴ・アオキ。親がかのかつてレスラーでレストラン”Benihana”のファウンダー、ロッキー・アオキ……つまり、血は100%日本人ですが、日本語はしゃべれないという。そのへんもやもやしますが、アジア系スターDJのポジションを得て、スターダムへのし上がっています。2007年くらいから頭角表し、2008年のデビュー・ミックス・アルバム”Pillowface And His Airplane Chronicles”でレコーディング・アクトとしてスポットライトが当たりました。リンキン・パークとコラボレーションをした2013年のシングル”A Light That Never Comes”等が、グローバルなヒットを果たしています。2012年$12m(第5位)、2013年$14m(第11位)、2014年$23m(第5位)と、Forbesの本ランキングもコンスタントにトップ10をキープ。セットのセンス、それをまとめる点で高評価を得ているようです。同ランキングの集計年間内で計277回のショウを行なっているのも驚異的。

6 Afrojack ($22million)

オランダ・スパイケニッセのエレクトロ・ダッチ・ハウス系DJ/プロデューサー/ラッパー、ニック・ヴァン・デ・ウォール = アフロジャック。彼もまた1990s出発組ですが、レコーディング・アクトとしてそのグローバルなサクセスストーリーが始まったのは、2010年リリースの4thシングル”Take Over Control”くらいから。フィーチャリング・アクトとして関わった2011年のピットブルのミリオンセラー・ヒット”Give Me Everything”が英・米でNo.1ヒットを果たしたのがキメテとなります。2014年、デビュー・アルバム”Forget The World”をリリース。米Billboard 200で最高第32位をマークしています。尚、PSYの”Gangnam Style”のリミックスも携わったりするなど、来るシゴトならなんでもゴザレ。2012年$9m(第9位)、2013年$18m(第7位)、2014年$22m(第6位)と、Forbesの本ランキングもいいかんじにアップしています。

7 Zedd ($21million)

ソヴィエト生まれの(ドイツ・カイザースラウテルンで育つ)ロシア/ドイツ系青年エレクトロ・ハウス・ミュージシャン、アントン・ザスラフスキー = ゼッド。ダンス・ポップ系アーティストの間で今、最も引っ張り凧のEDMクリエイターといえるでしょう。ジャスティン・ビーバーの”Beauty And A Beat”を始め、レイディー・ガガのアルバム”Artpop”のいくつかの楽曲群、そして現在米国内でトップ10ヒット中のアリアナ・グランデの”Break Free”等のプロデュースぶりも際だっています。安室奈美恵の”Heaven”も彼の作曲兼プロデュース曲。クラシック・ピアノをベースにもつ美しいしらべがとくにフィーメイル・ハイトーン・ヴォーカルと相性良く。米トップ10いりを果たした(最高第8位)フォクシーズの唱うタイトル・トラックを始め、パラモアのヘイリー・ウイリアムズが唱う”Stay The Night”(最高第18位)等のスマシッュ・ヒットが生まれた2012年リリースのデビュー・アルバム”Clarity”も、米Billboard 200で最高第32位をマークしています。Forbesの本ランキングDJ富豪王トップ10も、今回第7位($21m)へニューエントリー。いまだ24歳ゆえにハンパなくぐんぐんのびそう。私も今、最も惹かれる1人。

ランキング©Forbes

<つづく>

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About 我妻広己

AZUMA HIROMI. ダンス・ショウ"Riverdance"をこよなく愛す、東京生まれの音楽評論家(Music Critic/Editor/Disc Jockey)。早稲田大学法学部卒。フォノグラムの洋楽部でファン・クラブを営み、大学在学中につくったクロスオーヴァー音楽専門誌"RAINBOW"がジャーナリストの出発点となる。やはり在学中にオリコンへ。エディターをつとめた後、フリーランスに。オリコン・ウィークリーを始め、共同通信文化部、FMレコパル、ポップ・ギア、ボム!、ザ・テレビジョン等多数のレギュラー執筆紙・誌をもつかたわら、FM横浜提携音楽文化誌84.7等複数の創刊編集長も担う。ほかに、モンキーズ、TOTO、チャック・ベリー、バディ・ホリー、ハーブ・アルパート、スティング/ポリス、ヴェンチャーズ、カーペンターズ、南沙織等多数のアルバムのライナーノーツ、コンサートのプログラム、音楽教科書の指導要領執筆。『ウェスト・コースト・ロック大全集』、『TOP MOVIE HITS』、『ベストヒットUSA』、『アイドル黄金時代』等々のCDボックスセットの選曲、構成、解説も。さらに、JFN系列局の"なつかしのポップス"、およびかわさきFM"Penguin's Music Cafe"等々のFM番組を構成・出演。NHK-BSのエンターテインメント・ニュース"チャート・アクション"のコーナー等々、TV番組にレギュラー出演も。翻訳・著作に、『アメリカ・レコード界の内幕』、『ビートルズ大百科』、『スプリングスティーン大百科』、『夢であいましょう』、『世界の歌姫』ほかがある。DVDブック"Rockpedia"編集長として、ボブ・ディラン号およびレッド・ツェッペリン号刊行。1990年以降、東放学園講師として、ジャズ/ポピュラー・ミュージック史、ワールドミュージック、ダンス・ミュージックなどを講じ、在学生による卒業制作音楽専門誌"HARMONIA"のスーパーヴァイザーもつとめる。ミュージック・ペンクラブ・ポピュラー系会員。
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